混合肌対策のためのBBクリームの使い方
メイクが劇的に短時間で完成するとして、女性には大人気のbbクリーム。
しかし、簡単だからと顔一面に一様に塗ればメイクが完成するというわけではありません。
それは顔といっても、細かく分類すれば、部位ごとに肌の特徴が異なるためで、その特徴の1つに混合肌と呼ばれるものがあります。 そもそも混合肌とは何かといえば、それは身体としては同じ場所なのに、部分的に肌質が違っているために、様々な肌質が存在していることを指します。
例えば、顔というくくりでみても、頬はどちらかといえば、乾燥しやすいでしょう。 それは洗顔後などに肌の突っ張り感や乾燥を感じることにも表れています。
その一方で、Tゾーンと呼ばれる額から鼻、顎までのラインは他の部位に比べて皮脂の分泌が盛んであり、オイリー肌になりやすい箇所といえます。
つまり、同じ顔というくくりであっても、皮脂が多くオイリーになりやすい部分と、逆に乾燥しやすい部分に大別することができます。 実は、日本人の多くがこのような混合肌なのです。 混合肌の場合、場所によって肌トラブルの特徴も変わってきます。
例えば、Tゾーンであれば皮脂汚れが毛穴に詰まって黒ずみを引き起こしやすくなります。 一方で乾燥しやすい部分は皮膚の水分量が少なく、外敵に弱くなり、非常にデリケートな状態になるために、ニキビなどを引き起こしやすくなるのです。
bbクリームを使用する際は、このような混合肌を意識しながら、部分ごとに適切なメイクをしていく必要があります。 Tゾーンの場合、皮脂の分泌が非常に多いために、まずは化粧崩れを引き起こさないような強いクリームを使用しましょう。
また、乾燥しやすい部分はしっかり保湿できるものを使うと良いでしょう。 もちろんオイリー肌とはいっても、肌の内側は水分不足になっているケースもあるため、Tゾーンも保湿をすることが大切です。 bbクリームを使用する際は、皮脂に対して化粧崩れをしない強いものを選びましょう。
そして、顔一面に同じ量を塗るのではなく、混合肌ということを意識して、特にTゾーンは化粧崩れをしないように、周りよりは厚めにメイクをしましょう。 そうすることで、化粧崩れを予防するだけでなく、必要な箇所に必要なだけの保湿をすることが出来るのです。