BBクリームの油分は肌に悪い?
ベースメイクを完成するには様々な化粧品を使用しなくてはなりません。
bbクリームは美容クリーム、下地、ファンデーション、日焼け止め、コンシーラーと様々な化粧品が1つにまとまったものです。
つまり、bbクリームさえ塗れば保湿も紫外線対策もメイクもできるということですね。 ところがbbクリームは油分が多いから、シミの原因になるという噂もあります。
保湿もできるのがbbクリームなのに、肌に悪い影響を及ぼすという意見はまったく正反対ですね。 実はbbクリームに限らず、化粧品には様々な添加物が入っています。
油分は肌に馴染みをよくするために大事なものですが、酸化の原因になることもあります。 そのために酸化防止剤を配合するのですが、今度はこの酸化防止剤が肌に悪いと言われます。
bbクリームの油分が悪いのではなく、肌に塗ったまま放置したり、品質の下がったものを塗ったりするのが良くないのです。 酸化防止剤も肌に悪いと言われていますが、自然派化粧品だからと言って油断できません。
添加物が入っていなければ劣化しやすくなります。 劣化したbbクリームを肌に塗ってしまえば、酸化した油分でシミの原因になってしまうかもしれません。
特に怖いのが、SPF値の高い日焼け止めクリームです。 真夏に強い日差しを防ぐために購入したものの、ちょっと使っただけで余ってしまうことも多いものです。
ですから、去年のものを使ってしまいがちなのですが、まれに劣化してしまっていることもあるので気を付けましょう。 それに紫外線防止力の高い日焼け止めはクレンジングでも落ちにくく、かえって肌へ負担がかかってしまうこともあります。
人工的な油やその他の成分が気になるなら、無添加のbbクリームを選ぶ方法もあります。 しかしその場合はクリームの品質が落ちないように、高温多湿な場所に放置しないようにして下さい。 使いきる量が大事なので、小さめの容器入りを購入しましょう。
また、鉱物アレルギーの人は化粧品の鉱物油に反応してしまいます。 そのような人は鉱物油不使用のものや、オイルフリーのものを選びましょう。
結果をまとめると、bbクリームの油が特に悪いというわけではありません。 油はどうしても酸化しやすい性質を持っていますので、他の油分入り化粧品を使うときには十分に注意しましょう。