BBクリームはなんの略なのか
bbクリームはもうすっかり定番のメイク用品になっていますが、bbがなんの略なのかは知らない人もいるのではないでしょうか?
実はbbは「Blemish Balm」を略した言葉なんです。
辞書を引いてみるとblemishは欠点や傷、balmは香油や癒しという意味合いがあります。バームはクリームとか軟膏と言う意味で製品の名前に使用することが多いです。
つまり、bbクリームのbbとは、傷跡を癒す軟膏という意味なんですね。 でも実際のbbクリームは美容効果はあったとしても、単なる化粧品のひとつという感じがします。 傷跡を癒す軟膏とは、少々大げさな感じもします。
bbクリームは韓国コスメで人気が爆発したのですが、発祥はドイツの皮膚科クリニックと言われています。 ドイツはピーリングが生まれた土地としても知られています。 ピーリングは古い角質を薬剤を用いて取り除き、肌のターンオーバーを促す美容法です。
ピーリングをした直後の肌は角質というバリア機能を取り除き、無防備な状態になっています。 そんな状態の肌を保護するためのファンデーションとして生まれたのが、bbクリームなんです。
韓国は美容整形が盛んな国ですから、bbクリームにいち早く注目しました。 元々は医療関係者仕様のクリームだったものを改良し、美容に特化したものとして一般用に広まりました。 それが私たちの使用しているbbクリームです。
ですから現在のbbクリームは傷跡に塗るクリームというよりは、美容成分が強化された液体ファンデーションといった位置づけです。 もちろん保湿や紫外線カット、クスミカバーなど様々な効果がひとつに詰まっています。
ちなみに最近ではccクリームというものが出ていますが、ccはなんの略なのか知っていますか? ccはカラーコントロール、もしくはコンプリートコレクションと言われることがあり、いまいち定義がはっきりしていません。
bbクリームよりも色補正力を強化したものが多いですね。 基本はbbクリームとは変わりませんが、美容効果やカバー力をバージョンアップさせています。 このように、化粧品の名前には由来があります。 何気なく使っていた化粧品でも、この名前はなんの略?と考えると楽しいですね。