医薬部外品扱いのBBクリームとは
医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間的な存在です。
薬事法で定められています。
スキンケア用品の中には化粧品扱いのものもあれば、医薬部外品扱いのものもあります。
医薬品とは違い、特に専門家を介することなく購入ができます。
bbクリームも元々は整形直後で傷ついた肌を労わるためのものです。 医薬部外品があってもおかしくないですよね。 実際に医薬部外品扱いのbbクリームもあります。
医薬部外品のbbクリームは、薬用と付いていることが多いです。 従来の化粧品の役割だけではなく、薬用の機能が付いているんですね。 例えば、美白を謳ったbbクリームも医薬部外品です。
美白成分の中には、厚生労働省が有効だと認めたものがあり、指定の成分を配合していると医薬部外品となることがあります。
例えば医薬部外品に配合できる美白成分には、アルブチン、トラネキサム酸、コウジ酸やビタミンC誘導体などが含まれています。
さらに効果が強力なハイドロキノンなどは医薬部外品には配合できず、医薬品となります。 強力な分取り扱いにも注意しないといけないので、医療機関での取り扱いになります。
肌ラボからもヒアルロンBB薬用美白クリームというものが出ていますね。 成分を見てみると、美白有効成分であるビタミンC誘導体が配合されています。
つまり、クリームの色や粒子の光の乱反射で肌色をカバーするだけではなく、メイクしながらにして美白ケアができるbbクリームなのです。
医薬部外品の美白とは、肌を漂白して白くする機能ではありません。 メラニンの生成を抑えてシミなどを防ぐ機能のことを指しています。 ですから肌に塗ったからといって、地の肌色がすぐに真っ白になるというわけでは無いんですね。
敏感肌や肌トラブルに悩んでいる人は通常の化粧品ではなく、薬用化粧品を好んで使う傾向にあります。 確かにスキンケアの面では薬用の方が安心なのですが、やはり肌質によっては有効成分が合わないこともあります。
無理に薬用効果のあるbbクリームを使用するのではなく、自分の肌質に合ったものを優先的に選びましょう。 bbクリームはあくまでも肌色補正に留めて、美白ケアは別の医薬品で補うやり方もいい方法ですよ。
